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ライブドア監査人の告白

ライブドア監査人の告白



 彼はスーツ、ベルト、靴、シャツ、カフス・・・・・・といった具合に普段から全身をルイ・ヴィトンで固めている。これだけでも自分を等身大より大きく見せようとする胸の内が読めるようなものだが、彼のベルトは思いっきり“Louis Vuitton”というロゴが入ったものだった。ブランドのロゴ入りアイテムをわかりやすいところに身に付ける人は大抵、自己顕示欲が異常に強い人、と見るのが妥当だ。
 さらに、彼が腕を高く振りかざしながら、「これ、いいだろう?250万」と高級時計を周囲にひけらかしているのを何度か見た。
 本当に普段の生活が豊かで精神状態が安定している人は、決して自分のアクセサリーを他人に見せびらかしたりしない。良いものに囲まれて生活するという発想は、究極の自己満足だからだ。

(中略)

 今、こうして振り返ると、彼に内在する自己顕示欲とか実態以上に自分を大きく見せるといった欲望みたいなものが、会社の実力以上に株価を膨らませる偏屈な時価総額市場主義経営に走らせたり、粉飾決算に手を染めたりしたのではないかとすら思えてくる。

第四章 孤軍奮闘より



私、バブル世代の女って苦手なんですよ。
だってその世代って結局のところ、中身より外見でしょう?
彼氏が金持ちだとかいい車に乗ってるとか、自分がブランド物を身につけてるとか、どこそこの偉い人と知り合いだとか、高級店で顔パスだとか、そういうことが自慢だったんでしょ。
持ち物と人脈がステータス的な。
就職がラクだったとか、女の子は男の子に尽して貰うのが当たり前だったとかいう話を聞くと、何にも考えてないんだろうなー努力してないんだろうなー甘やかされたんだろうなーって思うんですよね。

ひと回り以上年下の同僚は食後のコーヒーを飲みながらそう一気にまくし立てたが、彼女が不躾なほど見入っていた2つ向こうのテーブルにいる見知らぬ女性の傍らには、そういえばバブル期に誰もが欲しがってたバッグが置かれていた。

ひとつの時代を生きたというだけで一括りにされちゃたまらない。
バブルにまんまと踊らされた人の中には、当時の経験から、持ち物や人脈が自分の価値じゃないことを知っている人は多いし、それらを自慢することがいかに虚しいかを知っている。
バブルの真っ只中にいながら踊れなかった人の中には、それなりの金を稼ぐようになった今、バブルにやれなかったことをやろうとする人がいる。

だが、彼女にとってそんなことはどうでも良いのだろう。
なぜなら、バッグを見つめる彼女の表情から見てとれたのは、嫌悪ではなく羨望だったのだから。


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2009/05/11(月) 15:58 | BOOKSTB:0
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